5月5日 今年もトマトのプランター栽培をすることにした。トマト栽培挑戦2年目である。本日快晴、トマトの苗を探しにさいたまアグリフェスタという農業祭に出かけた。苗を出品していたのは浦和JAだったと思う。トマト苗はアイコ、千果の2種類が販売されていた。黄色い花が一つ咲いていて、つぼみも3つほどついたアイコの苗を購入した。150円だった。
アイコの特徴は「果肉が厚くてゼリーが少ない長卵型のミニトマトです。病気に強くて、果実の割れも少なく、実つきがよいので、たくさんとれます。房どりも可能です。萎凋病(F:R-1、2)、ToMV(Tm-2a)、葉かび病、斑点病に対して抵抗性があります。」ーサカタのタネHPより
帰宅後早速、苗をポットごと水に漬けてから、ホームセンターで24ℓ597円の培養土を購入した。プランターを培養で充填し、中央に窪みをつけて苗を植え付けたっぷり水をやった。
5月8日 大雨、強風。添え木をして倒れないよう補強する。全高27㎝。
5月21日 実が3つ成った。
6月21日 実が16個成っている。ポールへ枝を誘引した。カルシウム入り固形肥料を小さじ1杯を2か所、根元から10㎝離れた場所に撒く。
6月28日 果実を7つ収穫し、サラダに入れて食す。甘いと好評だった。去年はなかなか着果しなかったが、今年は早々に収穫でき、しかも次々に花が咲き、実が成る。品種の違いなのか、天候の違いなのか? おそらく品種の違いなのだと思う。
7月5日 虫に喰われている。葉に白い線状の筋がついている。トマトハモグリバエだそうだ。白い筋の先端にいるので除去することとあった。筋の入った葉を除去した。
7月13日 液体肥料 2mlを1Lに希釈し投与。
7月22日 誘引、カダンセーフ散布。トマトトーンをつぼみ、花に散布する。ひと頃より気温が下がり実が色付きはじめている。先端が伸びてつぼみが出始めた。7月10日から13日は連日38℃越えの猛暑日で、この間は樹枝が伸びなかった。
7月26日 14個の実が赤く熟している。収穫した。
7月27日 固形肥料を 小さじ1 根元から10㎝離して投与。
8月は猛暑日が連続して、近年になく暑い日が続いた。気象庁でも8月の気候を振り返って次のように総括している。「8月上旬の平均気温は、東日本日本海側と西日本日本海側で統計開始以降1位の記録を更新し、7月16日から8月23日に全国の915の観測地点のうち106地点で通年の日最高気温の高い記録を更新しました(タイを含む)。
なお、夏の日本の平均地上気温は1898年の統計開始以降1位の高温となった。」
この記録的な暑さのせいであろう、うちのトマトは8月に成果は1個に過ぎなかった。
9月1日 下の方の枝は枯れて茶色くしおれているので、切り取った。
9月11日 台風が来て、ようやく日中30℃を下回る日が幾日か続いた。そのせいだろう、我が家のトマトの実が3つ、4つと着果し始めた。
2023/9/11 着果したまま赤く熟さないまま、枝が干からびて茶色くなってきた。もう今年のトマトは終わったと思い、根元から切除した。切除したあとの根の脇から新芽が伸びていたのでそれは生かしておいた。
2023/10/27 するとその新芽がするすると伸びて、葉が茂りだした。花が咲き、着果した。
10月になり、連日30℃越えが続いたこの夏の猛暑もようやく最高気温が28℃、27℃となりトマトの成長に適した気温になったのか、新芽の茎と葉はすこぶる元気である。
2023/11/8 11月になって実が10個以上成っている。今年のトマトは二期作である。ニュースでも今年のトマトは不作で、市場でのトマトは1個が300円以上という異常な高値が付いている。
トマトが赤く色づくには『積算温度』というのが条件としてあるらしい。「積算温度とは、収穫までに必要な合計の温度のこと。トマトは、収穫までの合計が800〜1000℃になった頃に赤く色づきます。」1日の温度が20℃として、40日で積算温度が800℃、50日で1000℃となる。12月となり一日の温度は11℃~13℃なので、積算温度が800℃になることはもうないであろう。11月からずっと青いままなのは、温度不足だということだ。
そこで赤く熟すのは諦めて、中には赤く色づいたものも3、4個あったが青いまま収穫した。オリーブ油で炒めてから白ワインで煮てトマトソースを作り、鰤を焼いてからそのトマトソースをかけて食べてみた。少し酸味があるソースで鰤のこってりした味にマッチしていた。
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